千葉市の特定健診・健康診査・がん検診に対応しております。
特定健診・健康診査
生活習慣病といわれる糖尿病、高血圧症、脂質異常症は、初期症状がなくても、進行するにしたがって心筋梗塞や脳卒中などの重大な病気の原因となります。特定健診は、こうした病気のリスクの有無を検査し、リスクがある方の生活習慣をより望ましいものに変えていくことを目的とした健康診査です。
- 特定健診:40歳以上74歳までの千葉市国民健康保険加入者
- 健康診査:75歳以上の後期高齢者医療制度に加入している方
検査について
75歳以上の方(65歳以上の障害認定の方を含みます)は後期高齢者医療制度への加入となり、後期高齢者医療健康診査を受診できます。なお、お勤め先の事業者健診を受けられる方は、後期高齢者医療健康診査よりも事業者健診が優先されます。
対象年齢 | ・40歳以上74歳までの千葉市国民健康保険に加入している方 ・75歳以上の後期高齢者医療制度に加入している方 |
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料金 | 500円 |
検診内容 |
【基本項目】(すべての方に実施)
【詳細項目】健診結果などから医師が必要と認めた方に追加で実施
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次に該当する方は、千葉市国民健康保険・後期高齢者医療制度に加入している方でも国の規定により健康診査の対象者から除かれるため受診できません。
- 妊産婦(妊娠中又は、出産後1年未満の産婦)
- 刑事施設、労役場その他これらに準ずる施設に拘禁されている方
- 国内に住所を有しない方
- 病院又は診療所に6か月以上継続して入院している方
- 障害者施設に入所している方
- 養護老人ホーム、特別養護老人ホームに入所している方
- 軽費老人ホーム(A型・ケアハウス)、介護老人保健施設、介護医療院、有料老人ホームに入所または入居している方
受診の流れ
- お電話にて、「千葉市の特定健診(または健康診査)を予約したい」とお伝えください。
- 予約日当日、検診シールをお持ちの上、わかば検査・健診クリニックにご来院ください。
お気軽にお問い合わせください。
胃がん検診
胃がん検診を受けましょう
胃がん検診(胃カメラ検査)を受けていますか?
胃がん検診というと、以前はバリウムを飲んでX線透視で診断する胃エックス線検査で行われていました。しかし、昨今の研究によって、胃がん検診に胃カメラを利用する有用性・有効性が証明され、2016年より住民検診としても推奨されるようになりました。特に早期の胃がんは、胃エックス線検査において、病変がわずかな隆起や凹み、周囲の粘膜との色のちがいとしてしか認識できないことが多いため、こうした病変の早期発見には、内視鏡が優れています。また、食道がんの検出にも優れています。現在は、千葉市にお住まいで満50歳以上の方を対象に、胃がん検診を胃カメラでも受けられるようになりました(千葉市胃がん検診)。バリウム検査が苦手な方や、まだ胃がん検診を受けたことがない方は、一度受診されてみてはいかがでしょうか。
当院の胃カメラは鼻からの挿入出来る径の細い胃カメラ(経鼻内視鏡)を使用しております。口からの挿入に比べ、「オエッ」となる咽頭反射がなく、負担を軽減して受診いただけます。
早期発見できれば治癒率95%以上
胃がんは50代以上の日本人に多く、がんの種類別の死亡者数は、男性で肺がん、大腸がんに次いで第3位、女性でも第5位と報告されています。胃がんは病気の進行度にかかわらず、まったく症状がない場合や、早期から胃の不快感、胸焼けなどの症状がある場合までさまざまです。定期的に検診を受けるのはもちろん、症状が続くときは早めに医療機関を受診することで早期発見につながります。がんの中でも治療成績が良く、早期発見できれば治癒率95%以上と言われます。
検査について
※胃がんエックス線(バリウム)検診には対応しておりません。
検査方法 | 胃内視鏡検査 |
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対象年齢 | 受診日現在50歳以上の千葉市民の方 |
受診間隔 | 2年に1回 ※自治体が実施する胃内視鏡検査を受診した翌年度は、本市の胃がん検診を受診できません。 ※症状がある場合などは保険診療での検査は可能 |
料金 | 3,000円 |
- 今年度中に胃がん検診を受けた方
- 前年度に千葉市の胃がん内視鏡検診を受診した方(他の自治体も含む)
- 検診部位の病気等で治療中、経過観察中の方
※検診の観察対象部位(食道・胃・十二指腸球部)を治療中もしくは内視鏡にて経過観察中の方は対象外です。
※服薬のみの方は受診できます。 - 自覚症状のある方(保険診療での検査になります)
- 疾患の種類にかかわらず、入院中の方
- 妊娠中、妊娠している可能性がある方
- インフォームド・コンセントや同意書の取得ができない方
- 胃全摘術後の方
- 抗血栓薬(血をさらさらにするお薬)で治療中の方
- 医師の判断で胃内視鏡検査を受けることができない以下のような方
・咽頭、鼻腔などに重篤な疾患があり、内視鏡の挿入ができない方
・呼吸不全のある方
・急性心筋梗塞や重篤な不整脈などの心疾患のある方
・明らかな出血傾向またはその疑いのある方
・最高血圧が極めて高い方
・全身状態が悪く、胃内視鏡検査に耐えられないと判断される方
受診の流れ
- お電話にて、「千葉市の胃がん検診を予約したい」とお伝えください。
- 事前診察で、検査についてご説明し、問診票や同意書をお渡しします。事前診察完了時に本予約をお取りします。
- 予約日当日、わかば検査・健診クリニックにご来院ください。
お気軽にお問い合わせください。
大腸がん検診
大腸がん検診を受けましょう
現在、男女合計で最も多い「がん」は、大腸がんです。大腸カメラは、大腸がんの確定診断や、前がん病変である大腸ポリープの診断に有効です。
検査について
便に潜む血液の有無を調べる検査、いわゆる検便を行います。大腸がん検診では、便を検査する事でがんにかかっているかどうか調べることが出来ます。大腸がんやポリープがあると、便が腸内を移動する際に便と組織が擦れて血液が付着します。便潜血検査では便に血が混じっているかどうか調べ、目に見えないわずかな出血も検知することが可能です。便潜血検査を受けることで、がん検診の中でも最も死亡率が下がる事が証明されています。便の採取は自宅で行う事が出来ます。便の表面を採便用の棒でまんべんなくこすり、通常2日間分の便を採取します。食事制限の必要もない簡単な検査です。この便潜血検査で陽性となった場合は、大腸内視鏡検査にて精密検査を行います。
※精密検査は、注腸造影検査には対応しておりません。
検査方法 | 便潜血検査・大腸内視鏡検査(精密検査) |
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対象年齢 | 受診日現在40歳以上の千葉市民の方 |
料金 | 600円 ※喀痰細胞診検査の対象となった方は400円追加 |
- 胃がん検診等でバリウムを一週間以内に飲んだ方(採便まで一週間程度期間をあけてください)
- 月経中の方
- 自覚症状のある方(保険診療での検査になります)
- 疾患の種類にかかわらず、入院中の方
一次検査 受診の流れ
- わかば宮本医院にて、検診シールをお持ちの上、「千葉市の大腸がん検診を予約したい」とお伝えください。採便容器と採便の方法をご説明いたします。
- 検査の正確を期すため、採便日は提出日を含め、原則2日以内です。
※やむを得ず予定が合わない場合、提出日を含め3日以内まで可。
※採便後の検体(便)は、提出日まで冷暗所に保管してください。 - 採便後の検体(便)を、ご提出ください。
精密検査 受診の流れ
便潜血検査で「要精密検査」だった方を対象に、精密検査(大腸カメラ検査)を実施しています。
- お電話にて、「千葉市の大腸がん検診の精密検査を予約したい」とお伝えください。
- 事前診察で、検査についてご説明し、問診票や同意書をお渡しします。事前診察完了時に本予約をお取りします。
- 予約日当日、わかば検査・健診クリニックにご来院ください。
お気軽にお問い合わせください。
肺がん検診
肺がん検診を受けましょう
肺がんは、肺細胞の遺伝子に傷がつくことで発生します。細胞が傷つく原因は様々ですが、最大の原因として、たばこの影響が挙げられます。たばこを吸うと肺がんにかかるリスクが、男性は約4.8倍、女性は約3.9倍に増加します。喫煙年数や喫煙本数が多いほどリスクが高くなり、禁煙を続けるほどリスクは徐々に低下していきます。また、受動喫煙によっても、肺がんのリスクは約1.3倍に増加します。非喫煙者でも肺がんになるリスクがあります。
検査について
胸部レントゲン検査を行います。事前問診の結果、肺がんハイリスク群とされた方は喀痰細胞診検査も行います。胸部レントゲンは専門医によるダブルチェックを行います。異常なしの場合は翌年の検診へ。異常が見つかった場合は精密検査として胸部CT検査を行います。
検査方法 | 胸部レントゲン検査 |
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対象年齢 | 受診日現在40歳以上の千葉市民の方 |
料金 | 600円 ※喀痰細胞診検査の対象となった方は400円追加 |
- 妊娠中の方、妊娠の可能性がある方
- つかまり立ちの出来ない方
※車椅子の状態で座位撮影が出来る場合もあります - 自覚症状のある方(保険診療での検査になります)
受診の流れ
- お電話にて、「千葉市の肺がん検診を予約したい」とお伝えください。
- 予約日当日、検診シールをお持ちの上、わかば検査・健診クリニックにご来院ください。
※検診当日は、ボタン・チャック・金具類のない無地の肌着を着用、またはご持参ください。
お気軽にお問い合わせください。
肝炎ウィルス検診
肝炎ウィルス検診を受けましょう
慢性肝炎の原因となるB型肝炎ウィルスおよびC型肝炎ウィルスに感染していないかを血液検査で調べます。肝炎ウィルスに感染しても自覚症状がなく、気づかないうちに慢性肝炎に進行する場合があります。そのため、感染の可能性を早期に発見し、精密検査や治療につなげることが大切です。C型肝炎の薬は急速に進歩し、近年飲み薬だけで治療ができるようになっています。
検査について
血液検査で調べます。
※採血検査ですので、採血を行う特定健診や健康診査との同時受診がおすすめです。
検査方法 | 採血検査 |
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対象年齢 | 受診日現在40歳以上で過去に肝炎検診未受診の千葉市民の方 | 料金 | 無料 |
- 過去に千葉市または他の医療機関等で肝炎検査を受けた方
- 現在、肝炎で検査・治療中の方
受診の流れ
- お電話にて、「千葉市の肝炎ウィルス検診を予約したい」とお伝えください。
- 予約日当日、検診シールをお持ちの上、わかば宮本医院にご来院ください。
胃がんリスク検査
胃がんリスク検査を受けましょう
胃がんのリスクとなるヘリコバクター・ピロリ菌に感染していないか調べます。ピロリ菌とは、胃の中に生息する細菌で、胃がんの発生に大きく関わっています。感染の多くは親から子への離乳食の口移し等による家庭内感染ですので、子育て前の若い方に特に受けていただきたい検査です。検査は血液検査で行います。ピロリ抗体値の測定により、胃がんの発症に大きく関わっているピロリ菌の感染の可能性を判定します。この検査は将来胃がんを発症するリスクを調べる検査で、現在の胃がんを見つける検査ではありません。
検査について
検査方法 | 採血検査 |
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対象年齢 | 20~39歳で過去に胃がんリスク検査未受診の千葉市民の方 |
料金 | 500円 |
- 過去に胃がんリスク検査を受けた方
- 過去にピロリ菌の除菌治療をした方
- 胃の全摘手術を受けたことがある方
受診の流れ
- お電話にて、「千葉市の胃がんリスク検査を予約したい」とお伝えください。
- 予約日当日、検診シールをお持ちの上、わかば宮本医院にご来院ください。
骨粗しょう症検診
骨粗しょう症検診を受けましょう
骨粗しょう症検診とは、手の骨のレントゲン撮影で骨密度を調べ、骨折のリスクを明らかにする検査です 若い女性は喫煙や無理なダイエットによって、更年期以降の女性は閉経によるホルモンバランスの変化によって骨粗しょう症になりやすい状態にあります。骨折予防・寝たきり予防の第一歩として、骨粗しょう症検診を受けましょう。
検査について
手の骨をレントゲン撮影して骨密度を検査します。
検査方法 | レントゲン撮影 |
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対象年齢 | ※5歳ごとの節目検診です 40・45・50・55・60・65・70歳の女性 |
料金 | 1,000円 |
- 妊娠中の方
受診の流れ
- お電話にて、「千葉市の骨粗しょう症検診を予約したい」とお伝えください。
- 予約日当日、検診シールをお持ちの上、わかば検査・健診クリニックにご来院ください。
前立腺がん検診
前立腺がん検診を受けましょう
PSA検査は前立腺がんを早期発見するために有用な検査です。PSAは前立腺特異抗原(prostate-specific antigen)のことで、前立腺の細胞から分泌されるタンパクの一種です。がんや炎症により前立腺組織が壊れると、PSAが血液中に漏れ出し増加します。血液検査でPSA値を調べることによって前立腺がんの可能性を調べます。PSAの基準値は、一般的には4ng/mL未満とされています。PSA値が4~10ng/mLをいわゆる「グレーゾーン」といい25~40%の割合でがんが発見されます。一方、PSA値が10ng/mL以上の場合でも精密検査の結果で前立腺がんが発見されないこともあります。100ng/mLを超える場合には転移を伴った前立腺がんが強く疑われます。
検査について
検査方法 | 採血(PSA)検査 |
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対象年齢 | 受診日現在50歳以上(5年ごと)の千葉市民の方 |
料金 | 1,200円(採血検査) |
- 飲む育毛剤、一部の前立腺肥大症治療薬を服用している方は、PSA値が低く出ることがあります。
検診をうける際は事前に医師に伝えておくようにしてください。 - 泌尿器科に通院中の方は、泌尿器科主治医にご相談の上で受診ください。
受診の流れ
- お電話にて、「千葉市の骨粗しょう症検診を予約したい」とお伝えください。
- 予約日当日、検診シールをお持ちの上、わかば宮本医院にご来院ください。